先日、このような記事がHPに記載されていました。
椎間板ヘルニアの手術で神経を傷つけられ右足がまひ状態になったとして、
福岡県岡垣町の女性(68)が、医療法人松寿会松永整形外科医院(同町)に
約2400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、福岡地裁小倉支部は
22日、病院に約1620万円の支払いを命じた。
岡田健裁判長は判決理由で「手術時に腰椎の固定具が不適切な位置に
挿入されたことが原因で、神経が圧迫され、まひが生じた」と判断。
「医師に過失はないが、翌日に再手術をしていれば防止できた」として、
病院の過失を認めた。
判決によると、女性は2005年6月に同病院で受けたヘルニア手術の
直後から右足などにしびれや痛みを感じた。
その後、別の病院で固定具を除去する再手術を受け痛みは取れたが、
右足にまひが残った。
http://iw2.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120322-921503.htmlこの記事どう捉えたらよいのかと考えさせられますね。
①手術が本当に失敗して神経を損傷させたのか?
②もともとヘルニアがこの女性の主訴とは関係がなく、
(どういう症状が出現していて手術を受けたのか、その
経緯は分かりませんが・・・)
手術という行為そのものが、何の治療にもなっておらず、
ただ、症状が進行して麻痺を訴えるようになったのか?
②だとしたら、病院側は大損害ですね・・・
実は、ヘルニアの手術をしても症状が全く改善しないという方は
大勢いらっしゃいます。
また、手術をして改善したという方ももちろんいます。
しかし・・・、ヘルニアを除去したから症状が改善したのか
なんて本当のところはわからないんです。
ヘルニアが症状(腰痛等)の原因ではなく、腰部、臀部、下肢の
筋肉が極度に緊張して、硬化してしまった結果、痛みを発生している
ケースの場合、麻酔のよって筋が弛緩して、切る切らないに
関係なく、麻酔のおかげで症状が改善しているケースもありうるようです。
「そこに山があるから登ってみよう」テキな感覚で、
「そこにヘルニアがあるから(試しに)切ってみよう」と
手術されるのは遠慮したいものです・・・。
★勝どきカイロプラクティック オフィスの
ホームページはこちらへ
◆フェイスブック始めました。
「いいね」を押してご覧になっていただければ幸いです。
よろしければ「ポチッとな」と言いながら
下のボタンを押してみてください。