5月8日(土)、9日(日)とカイロプラクティック神経学を受講してきました。
とても疲れました・・・
(今まで受講してきたセミナーの中で一番ヘビーです)
これは興味深いと思ったことを少し紹介したいと思います。
1回めの講義なので、神経の発生学からスタートしたのですが、
17日~23日目に神経が出来上がってくるのですが、
神経堤細胞から発生した神経は、いわば“兄弟”みたいなものです。
発生が進むにつれて、それらの神経はあるべき位置に
移動していくのですが、離れていてもお互の関係を保っているそうです。
それを「Homologous(ホモロガス)」=相同性と表現します。
例えば神経堤細胞から、発生したものに、
後根神経節と交感神経節があります。
カイロプラクティックの矯正をした後に
局所的な体温上昇や汗ばむことがありますが、
これは、関節への矯正による刺激が
後根神経に伝えられ、同時にホモロガスの
関係で交感神経にも刺激が伝えられ、
交感神経活動が賦活されるという連鎖に
よるものだそうです。
面白い考え方ですね。
また、このホモロガスの考え方から、
神経ネットワークの結びつきが強ければ
強いほど、末梢から脳へアプローチすることが
可能であるとも説明されていました。
次回は1か月後ですが、予習が大変です・・・