3週間~1カ月に一回のペースで
来院されているクライアントさんが
土曜日に来られました。
数回アクティベータの下肢長検査を
行うとおおよそ、どの部位で神経エラーが
出現するか、傾向が見えてきます。
アクティベータの下肢長検査は関節に
ごく僅かなストレスを加えて、
その刺激を関節が、
「ストレスとして感じるか」
あるいは
「ストレスとは感じないか」
を検査していきます。
ストレスとして感じた場合、筋の緊張に
変化が生じて、下肢長に左右差が現れます。
このクライアントさんは、今まで、
極端な神経エラーが骨盤以下の下半身では
出現していなかったのですが、
この日は違いました・・・
下図のようなポジションに膝を屈曲すると・・・
(出典:アクティベーター メソッド第二版)
右足だけが外側にビヨ~んと開いてしまう。
私:「〇〇さん 右がビヨ~んと開いてしまうのわかりますか?」
クライアントさん:「アハハ 分かります(笑) なんか ビヨ~んですね」
とても強く反応が出ると、ご本人も変化を自覚できるものなのです。
う~ん なんだろこれ?
今まで出現していなかった反応が出る場合、
来院されなかった間に生活習慣や職場環境の「何か」が
変化していることが多い。
股関節・膝・足首に出現していたので、
「職場の椅子の高さを変えました?または靴を新調されましたか?」
と尋ねてみると・・・
どちらも正解。
ちなみに前に座っている上司の顔を見たくないので
椅子を低くしてモニターに隠れて仕事をされてたそうです・・・
リアルだなぁ・・・(上記のブログ掲載はご本人の許可を頂いております)
この方は、肩コリのメンテナンスで来られたのですが、
自分でも気づかないところで、カラダがある刺激を
ストレスとして感じていることが判明しました。
このストレス状態を放置しておくと、どうなるかは
正直分かりません。その姿勢に慣れて関節が
ストレスとして感じなくなるのか・・・?
しかし、術者が加えた人為的な刺激に反応して
筋緊張に変化が生じてしまうのであれば、
座高を低くした会社の椅子に座らなくても、
日常生活における様々な肢位変化において、
同様のストレスを感じて、左右の筋緊張に変化が
生じ得るものだと考えられます。
このクライアントさんの場合、放置しておけば、
肩コリとは別の症状が生じてしまう可能性は
十分考えられます。
このような「芽」を早期に摘むことが
メンテナンスを受けるメリットだと思います。
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