ちょっと部屋を整理していたら
懐かしい本が出てきました。
「チーズはどこへ消えた?」です。
覚えている方いらっしゃいますか?
当時は結構流行になって、私は
何の予備知識もないまま、
推理小説かと思って何気なく
買ってしまいました。
読んでみると・・・
意外や意外
おもしろいのです。
海外TOP企業の社員教育にも採用された本で、
内容を簡単に言うと、
状況の変化に、いかに対応するべきか。
リスク回避をしっかりしているか。
という内容を二匹のねずみと、確か・・・小人の登場人物で
描いていたと思います。
もう一回読んでみよっと思っていたら、
今朝のニュースで
宮崎県の口蹄疫の被害について
報じていました。
4月の時点で被害数4600頭だったのが
わずか一ヶ月程度で11万頭にまで
被害が拡大したとのことでした。
地元では、感染を警戒して、
新聞の配達を暫く休んで欲しいという
要求が増加したり、
家畜業を営む方々は、靴についた
土を持ち込みたくないという理由で、
外出先から農場に戻らずに外泊する
状況にまで追い込まれているそうです。
地元では、政府が普天間問題に
注力していた為、対応が遅れたのだと
認識されている方々が多いとのことでした。
「チーズはどこへ消えた?」のことが
あったので、異常な事態に(状況の変化に)対して、
迅速に対応することが、どれほど重要なことであるか
再認識させられました。
被害を最小限に抑えて、早期に事態がおさまることを
強く願っております。
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